美味しいものと手作りと、その他もろもろ。
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日曜日だけど午後から仕事。
空はどんより。
しかたなく家を出て、バスに乗ろうと近所の公園を抜けて近道。
この公園は、小さいけれど桜の木がたくさん植えられていて、今の時期とてもきれいなのだ。
案の定、ちょうど満開になっていて、足を止めて思わず見とれる。
そしたら、次から次から、桜の花が、落下傘のようにくるくるくるくる回りながら降ってくるの!
どうして?
目を凝らして枝の間を見ていると、スズメやヒヨドリ、メジロたちが、花の、ちょうど茎に近いところをくちばしでちぎりながら蜜を吸っているらしいのだ。
地面にも、ベンチの上にも、花のまま降ってきた桜が、また風にふかれるまま時々ふわりと踊る。
誰もいないのをいいことに、降ってくる花を、手のひらでキャッチして遊ぶ。
すごく寒かったけれど、ココロまで暖かくなった。
仕事から帰ると、ダンナ母がケーキを買ってきてくれていた。
携帯やPCには、友人たちからメッセージがたくさんきていた。
シアワセなシアワセな、誕生日だった。
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カヲさんが「ターシャ・テューダー展」のチケットがあるから一緒に行こうと誘ってくれたので、銀座へくりだした!
まずは腹ごしらえ、ということでカヲさんが行きたがっていた自然食のレストランへ向かうも、なんと予約で満席〜(><;)
ウキウキ気分も一転、ランチ難民になってしまったのだ☆
そういうわけで、銀座の裏道をあちこちさまよい歩いているうちに、ふと見つけたなんだか立派なタテモノ。
あんりしゃるぱんてぃえ・・・?
・・・って、ケーキ屋さん?だよね?
入口に小さくティールームの看板が出てる。
お、ランチもやってるんだ〜♪
なんだか気になるので入ってみると、黒とピンクで統一された内装で、ガラスケースの中にケーキが入ってて、まるで宝石屋さんなの!
普段まったくそういう店に縁のないワタクシ、ちょっと緊張(笑)
ガラスの螺旋階段を降りて地下へ行くと、ネクタイとパンツ姿の若い女性たちと、黒服の年配のギャルソン(というべきか?)がにこやかに迎えてくれて席に案内してくれたよ♪
ランチスープはオニオングラタン。
こういうのすっごい久しぶり!
炒めたタマネギの甘さが濃厚で、それは美味しゅうございました〜♪
鶏肉とパプリカのドリア仕立て。
ワイルドライスと黒米を使って、ほんのりカレー風味。
こってりしてそうだけど意外にあっさりしてて、楽々完食♪
ランチは飲みもの付きで、デザートはついてなかったんだけど、紅茶を頼んだら美味しくて(さすがティーハウス(笑))しかもポットサービスでたっぷり!
「これじゃケーキ食べたくなっちゃうよねえ」
「はっっっ!それが手なのか?!(笑)」
ってことで、栗のペーストが乗ったプリンをひとつ追加注文☆
何も言わなかったのに、「シェアされますか?」と、ちゃんとスプーンをふたつ持ってきてくれたどころか、取り分け皿もお持ちしましょうかとまで♪
お水もちょっと減るとすぐに入れにきてくれるし、トイレに立つとすぐにささっと案内してくれるし、とてもサービスが行き届いてるよ・・・(T^T)
さすが本店☆さすが銀座、って感じでござんした☆
お腹がいっぱいになったところで、目的地、松屋の催事場へ。
ターシャの展覧会は、鬼のように混雑してました!!
恐るべしNHK(笑)
ターシャの原画が感動的に可愛らしく、近くで見られたのがすごく嬉しかった!
・・・・・んだけど・・・・
ターシャの庭を再現してたり、洋服やティーセットや、使いかけのパレットまで展示してあって、それを年配のおば樣方がいちいち「まあああああ〜♪ステキねえ」などと群がっているのにはちょっと閉口(^^;)
この分じゃ、ターシャグッズがいろいろ販売されてんじゃない?
なんて言ってたら、ほんとに会場を出たとたん、売店が出来てたのに思わず笑った・・・・。
しかもガンガン売れてるし・・・(ーー;)
ちょっとヒト酔いしたふたり、急いで表に出る。
次の目的地は、日暮里だ♪
日暮里駅を降りると、桜が満開になってて、思いがけずお花見散歩☆
ココにくると、なんだかいつも気になって見てしまう看板のお姉さん。
勝手に「ミス日暮里」と命名(笑)
激安メーター100円のトマトや、皮専門の店、小さな雑貨屋さん、麻がいっぱいある安田商店を次々にチェック。
激安では多少買ったものの、安田商店では、悩み過ぎて何も買えず・・・(T▽T)
とにかくココは心拍数が上がる街だわ☆
気付いたらもう6時をとうに過ぎ、さっきまでお腹いっぱいだったのに、もうコバラが空いてたよ・・・(^^;)
残念ながら日暮里には、入りたい店がなく、いつも駅前の団子屋に行くんだけど、今回は駅近くのモスに入った。
袋から戦利品を出してにまにま♪
さあ、これで何作ろう!
考えてるときが一番楽しかったりする。
お弁当をお届けしたあと、先週同様、昭和ベーカリーに直行。
今回は12時半過ぎ。
相変わらず小さな店内はひとがいっぱいで、パンは少なめだ。
だけどちゃんと今回はプライスカードが付いてて(笑)
そして、とうとうカワハギパンをゲットした!
ちょうど桜も咲いているだろうし、と、また元町公園へ行ってみた。
三年番茶もポットに入れて持ってきたしね。
先週とは打って変わって、あたたかな陽の光が降り注ぐ公園。
桜はもう8分咲き。
先週は誰もいなかったのに、今回は家族連れやカップルや仕事の休憩時間にきたひと風のひとで賑わっている。
桜の枝のよく見える一番端っこに座って、まずはのんびりお茶を飲む。
袋からがさごそカワハギパンを取り出し、かぶりつく。
かじった後の画像ですみません・・・(^^;)
だって中身みせたかったんだもん☆
いや〜、パンの中に入ったカワハギのフライ、白身が柔らかくてふわふわ!
これはぜひまた食べたい!と思いましたですよ。
そしたら、知らない若い女の子が隣りに座って、おもむろに袋をがさごそ。
なんと彼女も昭和ベーカリーのパンを買ってきてたのだった(笑)飲みものはスタバだったけど☆考えることは同じなのね、となんだか笑ってしまう。
しばらく桜を眺めて、ちょっと瞑想。
でも、あんまり美しいのでさすがに集中できず、あきらめて山の上へ向かう。
エリスマン邸でひと休みしようっと♪
エリスマン邸には、眺めのいい喫茶室があって、マリンタワーや、遠くに風力発電の風車も見える。
それは居心地のいいところなのだ☆
置いてあるケーキは本牧のラ・ネージュのもの。
いろいろあったけど、イチゴのショートケーキが美味しそうで迷わず選んだ。
紅茶を飲みながらノートを拡げ、あれこれ考えるシアワセなひととき。
ときおり目を上げると、ぽってりとしたかわいいムスカリの花があってなごむ。
帰りは、エリスマン邸の前の道を本牧方面へ降りて、のんびり歩いた。
本牧通りの桜並木も、もうすぐ満開になりそうだった。
私の作るお弁当には、魚も肉も卵も入ってたりする。
なのに「ゆるベジ」?
はい、私のブログの中での「ゆるベジ」は、「魚も肉も卵も、いのちに感謝しつつ多少はいただく、ゆるゆるなベジタリアン」っていうくらいの意味合いで(笑)
ただ、メインはあくまでも、近県で採れた新鮮な野菜たちなのデス☆
ってことで、今週のお弁当の備忘録。
黒米と赤米のご飯&小田原の梅で一昨年漬けた梅干し。
人参とタマネギと新ジャガとヒジキのスパニッシュオムレツ。
その隣りの真っ黒な物体(笑)は、塩胡椒した生鮭に黒胡麻をまぶしてオーブンで焼いたもの。
ひと口かじると、中から紅いシャケの身が鮮やかに現れるというわけ☆
シンプルに、菜花のナムルと、カブの浅漬け。
レンコンの自家製柚子胡椒ソテー。
タンカン。
菜の花はね、春野菜の中で一番好きかもしれない。
ほろ苦くて、かみしめるとほのかに甘い。
「タヅが四つの時、父のうしろについて日暮れの畑道で無心にいった。
何にもねえから、花煮てくうべな。
おてんとうさまあっち行ったー
畑にはとり残したふらふら葉っぱに、真黄な花がしんじつに咲いていた。」
「吉野せい」というひとの、「洟をたらした神」の中の一文なんだけれども、菜の花を食べる時、私は必ずこの文章を想い出す。
明治32年、福島県小名浜生まれの文学少女だった彼女。
当時牧師であり、詩人だった山村暮鳥と知り合い、深い感化を受けて彼女もまた童話や詩を雑誌に投稿し、たびたび入選もした。
その後、小作開拓農民で詩人の三野混沌と結婚、阿武隈山麓の厳しい自然の中で、6人の子供たちを育てながら開墾地の農婦として凄まじいまでの生活を送る。
貧しさゆえに、生まれてまもない娘を亡くしてしまうこともあった。
この文は、そんな、食べるものにさえ事欠く日々の光景の一部なのだ。
夫の死後、70を過ぎてから草野心平のすすめで筆を取りはじめ、その厳しい生活の中の家族を題材にした「洟をたらした神」を書き上げ、「大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞する。
私が初めてこのひとの文章を読んだときは、そのあまりにも生き生きとした潔い作風に、そんな年齢のおばあさんが書いたものとはとても思えず、後からそれを知って心底驚いたっけ。
もうとうに亡くなってしまったけれど、以来、彼女は私の大好きな作家さんであり、尊敬する女性のひとりになった。
岩崎邸を出た後、ぺこぺこのお腹をなだめつつ、友人おすすめの天ぷら屋さん「天庄・上野広小路店」へ。
のれんをくぐって扉を入ると、カウンターにずらりお客様が座ってて満席!
でもおかげで2階のお座敷でゆったり座れてラッキーだったかな♪
ささ、お待ちかねの天丼がやってきたよ♪
海老、イカ、穴子、海老のかき揚げ、シシトウが、丼の中に上品に盛られていて、がっつり系が好みの方には少し物足りない量かも(^^;)
でもね、イカはすんごい分厚いモンゴイカだし、穴子はふわふわだし、タレもあんまりしょっぱくなくてちょうどいい感じだし、シジミ汁も美味しかったし。
付いてきたお漬け物も、白菜の塩漬けと柴漬けと大根とキュウリのぬか漬けと、とても丁寧に作ってあって大満足☆
量が少なめでも、ココに行くからいいのさ〜♪
と向かった先は「近江屋洋菓子店」!
この店には以前からずーっと行ってみたくて、今回叶えられて嬉しくて嬉しくて!
ケーキも美味しそうなんだけど、喫茶コーナーでは「ドリンクバー」があって、お茶やコーヒーの他、色々なフレッシュジュースや、何故かボルシチ!まであるという、くいしんぼにとっちゃ、それはそれはステキな店なのだ〜!(#^m^#)
ところが・・・・・!!
パンは売り切れ、しかも満席!!
ああ・・・残念無念〜(T^T)
しかたないので、私はカッチカチに凍ったソフトクリーム、友人たちはシュークリームなどを買って、東大のお庭で食べようか、ということになった。
今度はお昼に、ココを目当てに来なくちゃだわ!と、ココロ秘かに拳をにぎる。
テレビでよく見る、有名な狭き門「赤門」を通って東大構内へ。
「わーい、東大に入っちゃった!」なんてちょっとハイに喜んでる私に、友人は優しく「入っちゃったねえ」と生温かいまなざしで見守ってくれた(笑)
しかしこのレンガ造りの校舎たち、すごく立派!
まるで外国の街に紛れ込んだみたいよ♪
ううむ、ホントにこんな学校でお勉強してみたかったな・・・・。
頭のイイヒトに生まれ変わって、ぜひ入学してみたいわ〜(笑)
安田講堂の横には、立派な枝垂れ桜の木があって、もう咲き始めてたよ☆
講堂の入口で、数名の学生さんたちがゴスペルの練習をしてる。
いいなあ〜この雰囲気♪
枝垂れ桜の前の、巨大なクスノキの下のベンチでひと休み。
さて、ソフトクリームは。。。。
ちょうどいい具合に溶けてて、食べやすくなってる☆
シュークリームもひとくちいただいたら美味しかった!
せっかく来たのだから、と、構内の池のほとりに行ってみたり、生協をのぞいて東大グッズを冷やかしたり(笑)
もしかして、と思って、生協の壁に貼ってあった要望書を読んでみたら、白石さんばりに楽しい返事が書かれているのがあったりしてみんなで大受けしたり。
ふと足もとを見ると、マンホールにも東大って付いてるよ!
すっかりのんびり東大生気分?を堪能したあと、門を出てすぐの弥生美術館へ。
初めて行ったけれど、もっと早く来れば良かったあ〜!
ちょうど高畠華宵の生誕120年記念展をやってたの!
凛とした少年少女や、清楚な女学生、アールヌーボー調のイラスト、どれを見てかっこいいんだなあ♪
竹久夢二は、はかなげな女性の絵より、グラフィックデザインの方が私は好きだな♪
時間を忘れて集中して見ちゃったよ☆
美術館を出て、どこかでお茶でも。と思ってウロウロしてたら、いつの間にか上野公園に出てしまった(笑)
もう桜が咲き始めてて、気の早いひとたちがブルーシートを敷いている。
このあたりではお茶を飲むとこもないよねえ、と言いつつ、精養軒へ行くことにした。
テーブルについてメニューをみたら、とたんにみんなお腹が空いてることに気付いた(笑)
だって6時を過ぎてたし、けっこう歩いたもんね〜!
ハヤシライスが、めちゃうまでした〜〜(>▽<)
他にも途中で、かわいいもの満載の雑貨屋さんや、小さな文具屋さんで息が止まりそうなくらい興奮したり、最後はおもいがけず、夜桜の下を歩いて花見もできた。
とにかく盛りだくさんな幸せなイチニチなのだった☆
明けましておめでとうございます。
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