ソウル街歩き☆南大門市場へ！

三日間なんて、ほんと、あっという間だね！
もう最後のいちにち。

ホテルに荷物を預けて、まずは大きな市場のある南大門へ行くことに。



うーん、この雰囲気、どこかアメ横に似ているような・・・・
でもまだ早いせいか、けっこう空いてる雰囲気で、のんびりと見て回った。

あちこちのお店から、日本語で売り込みの声がかかる。
バッグ屋さんの前では「パッチモン、アルヨー」とか・・・！
いったい、どこで覚えたのそれ！?(^^;)

衣料に雑貨、食器にメガネ、包装材料、あらゆるお店があるのはもちろんだけど、やっぱり私の興味の対象は、なんといっても食材・食べるもの、でつね！（笑）

路地の中に、食堂もあり、すぐ食べられるようにキムパ（のり巻き）などの売店もあった。



目立ってたのはコレ。チョッパル（豚足）ですよ！

中国料理でも沖縄料理でも、トンソクを上手に煮た料理があるけど、大好きなんだ〜♪
脂も臭みも抜けて、ぷるっぷるになったトンソクは、ウマいのよお・・・・(#><#)

今回は食べる機会がなかったので、買って帰ろうかと思ったけど、大きい！
そして重そう・・・・最終日とはいえ、これからまだ回るところが・・・
ということで、今回は、ひとりココロの中で、涙を飲んだのであった☆

で、よーっく黄色い看板を見てみてください！？

　ゼラチン　たっポり

そーなんです、トンソクはねー、コラーゲンたっポりの身体にいい料理なんですよー！
・・・なぜ「ポ」だけがカタカナ・・・（T▽T）



これは八百屋さん。
もちろん野菜がいろいろあるんだけど、一番目立ってたのはニンニクだったかもしれない。
手前に写ってる白いのがそう。一番手前のは刻んであるニンニクだと思う。
うーむ、キムチに料理に、たくさん使うんだろうけど、それにしてもすごい量！



別のお店では、山のように積んだ玉子の手前に、これまたデカイ豆腐がどどんと！
木綿ぽい、ちょっと固めな感じの豆腐だったよ。
ちょっと島豆腐を思い出す。
右の茶色いのは、コサリ（ゼンマイ）だった。



料理屋さんの裏では、アジュンマがせっせとキュウリをカットしていた。
コレはたぶんオイキムチにするんだね〜♪
それにしても、韓国のキュウリは太くて白い！
まさに、瓜って感じなのね。たぶん生でそのままよりも、キムチに向いてるのかも。



出ました！唐辛子！
粗挽きに中挽きに粉とうがらし、まるのまま、もうあらゆる唐辛子が山になってる！

見るからにもう辛そうでつ・・・・(T^T)
激辛がちょいニガテなワタクシめなぞは、見てるだけで涙が出てきそう（笑）



そして、韓国と言えば、キムチだよね！

ほぼ露天みたいな感じだけど、立派なキムチやさん。
ここのアジュンマは、日本人の観光客に慣れてるみたいで、次々と試食させてくれては丸いタッパーを出し、「コレデ10000ウォン、ヤスイヨー」と、説明してくれる。

イカのチャンジャがおいしい！
ってことで、みんな前日デパ地下で、いろんなキムチを買っていたのにも関わらず、それぞれ小さいタッパーを出してもらって、結局買ってしまった（笑）



それから私は、アミの塩辛を。
キムチを作ってみたいな〜と思ってたのと、スープや料理に入れたり調味料としてもおいしいらしい。

驚きだったのは、今までニコニコとしていたアジュンマが、包装する段になって急にキビキビと動きだしたこと！

チャンジャをまずは袋に入れ、丸いタッパーに入れたかと思うと、その回りを幅広の透明テープでぐるん！と巻いてピッチリと止め付け、さらにそれを、ラップで何重にも、

がー！くるくる！

がー！くるくる！

がー！くるくる！

と、巻きあげてレジ袋に入れ、くるっと振り向いたアジュンマは、何事もなかったかのように、ニコッと笑ったのだった。

す、すげえ・・・(@@;)

恐るべし、アジュンマのラップ技。

前日のデパ地下でもそうだったけど、キムチのにおいや汁が荷物に漏れ出たりしないように、技が磨かれていったんだろうなあ・・・☆
もう、なんだか感動しちゃったよ♪



キムチを作るなら、唐辛子も要るでしょってことで、買いました！
いろいろあるなかで、太陽草って書いてある一番高かったヤツ（笑）

帰って調べたら、太陽草＝天日干ししたという意味らしい。なるほど。
ふふふふ・・・辛そうだなあ〜・・・(^^;)



お店の奥に、唐辛子を挽くのであろう機械があったので、アジュンマに「写真撮っていいですか？」と、ジェスチャーで（笑）聞いて、撮らせてもらった。
奥では、アジョシ（おじさん）が作業中☆

しかし、なぜか機械も赤いのね〜！辛いのはわかったから！

途中で、ちょっと遅い朝ご飯に、チゲ鍋を食べたりしたけど、それはまた次回♪



最後の画像は、去年、残念ながら放火で全焼してしまった南大門。
もうあれから1年半近くたつのかあ。
当時、ニュースでもけっこう出ていて、ソウル市民のひとたちが、インタビューでとてもショックを受けていた様子が忘れられない。

朝鮮王朝時代（1398年・日本は室町時代）に完成し、その後なんども改築や復元を経て、国宝第一号として認定されたものだったというから、無理はないよね。
ただ、ケガ人が出なかったのが、不幸中の幸いだったと思う。

そしてただいま再建中ということで、中では工事が進んでるようだったよ☆

いつかきっと、再建された南大門を見に行きたいな！