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美味しいものと手作りと、その他もろもろ。
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おむすび、大好きです。
映画「かもめ食堂」でも、おむすびは日本人のソウルフードだって言ってたね。
米喰い虫の私は、その場面で、ひとり深くうなずいてしまった。

たぶん、人生の最後に何を食べたいかと言われたら、おむすびって言うかも。
以前のブログのハンドルネーム「omu」も、おむすびのomuなの。
オムレツでもオムライスでもないのよ。ましてやオムツ、なわけもなく。
・・・ま、それくらいおむすび好きだって話です。


さて、元町の裏通り(クラフトマンストリートっていうんだよね、知ってた?)の、お米屋さん。ずっと前から「いい場所にあるのに、商売気ないよねえ」なんて友人と話していたんだけど、いつの間にかキレイに改装し、食事ができるようになってて気になっていた。

連休最後の日、さみぃさんに誘われた山手聖教会のバザー帰り、どこかでお昼を食べようと思うも、なかなか行きたいお店が思い浮かばず、ぶらぶら歩いてたら「そうだ、お米屋さん!」と思い出した。

当然というべきか、メニューは、おむすびやカレーのみ。
もちろん、ココはおむすびでしょう!と、お惣菜とのセットを注文したよ。
好きな具を2個選んでいいというので、ワタクシは大好物のタラコと昆布を♪
他には、シャケや梅、高菜、オカカなど定番はキッチリ揃ってた模様。

おお、1個の大きさがデカイです!
お店のお母さんが握ってくれるんだけど、崩れない程度にふんわり握ってあって、塩加減が絶妙です!さすがにお米がおいしいわ〜!会津のコシヒカリを使ってるんだって。
「米屋だから、お米はいいのをね」って言ってらした。

おむすびに添えられた大根のお漬けものもパリパリしてうまし。自家製だって〜♪
それに、日替わりのおかず(今回は春雨サラダと、サツマイモと高菜の煮物)と、お味噌汁付き。
お母さんが、「それ身体にいいから、少しお味噌汁に入れてみてね」と、小さなタッパーを指さす。中身はなんとヌカなんだって!乾燥して細かくサラサラになってる。
せっかくなので、ひとさじお味噌汁に入れたら、すーっと溶けたかのように馴染んで、味もぜんぜん気にならない。なるほど〜、お江戸の人々もこうしていれば脚気にならなくて済んだのに・・・なんてね。



お店入ってすぐ右には、昔から使って今だ現役だという大きな精米機が鎮座している。
入口左の棚には、小さなお米の袋も売っていて、やっぱり「お米屋さん」なのだ。

後から入っていらしたお客さんがカレーを注文されていて、その香りをかいだら「ああやっぱりカレーもいいかも!」とか思ってしまったワタクシ、浮気性でしょうか?
だって、カレーも好きなんだもん。日本のカレーにはやっぱり米だもん。そして米がうまいとカレーってさらにうまいんだもん!(・・・シツコイ)



お店の壁に、天明時代からのお米の価格表、なんてのが飾ってあったよ。
天明っていうと、ペリーさんが黒船に乗って来る70年くらい前?
その天明元年の米1俵(60kg)が17銭・・・って、どのくらいの価値だったんだろ?

そこからジワリジワリと価格は上がっていくんだけど、いきなりバーンと上がっているのが、画像の一番右下(わかるかなあ)。
昭和19年に18円80銭だったのが、20年の終戦の年にはいきなり60円に跳ね上がり、21年にはなんと220円、さらにその翌年には一気に702円に!!戦中戦後は、食料自体が少なくて、お米なんて手に入れるのが大変だったと、いろいろ見聞きしてはいたけれど、この値段の差・・・せつない・・・。


平和な今の時代に生まれたこと、おいしいお米が食べられることにひたすら感謝!

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な、なんですかっっ、

今日のモチーフですかコレ?!


三回目の水彩画教室。
会場のお部屋に入ったら、なんとまた美味しそうな鯛焼きと大福がお皿に入って並んでた!

前回は寅をモチーフにして年賀状を描く、というレッスンだったのだけれど、初回はショートケーキ。あああ、またnicoちゃんに「さすがちーさん、美味しいものを呼び寄せるねぇ」と言われてしまふ(^^;)

私の食いしん坊ネタは、その初回ですでに、彼女が先生や皆さんに暴露してしまっているけど、まさか先生が面白がってこんなことをされるはずがナイ・・・なんて思いつつ、そっと先生を見ると、「午前のお教室で使ったお花をモチーフにしてもいいんですけどね」と、いつものさわやかな笑顔でニコニコとされている。
うん、そうだ、きっと先生が食べたかったに違いないわ〜♪←違うって。

いつも先生がまず「こんな感じで」と、描いてくださるのを見て、それから描く。
先生は、ほんっとにサラサラッと素早く描かれ、しかもまたそれがステキな色合いなので、ついつい見とれてしまう。



私の場合、下書きはわりと得意、というかけっこう好きなんだけどなー。
でも、久々に使う筆が、なっかなか思う通りに紙の上を踊ってくれないのよ〜(><;)
こればっかりは、たくさん描くしかないかも・・・としみじみ思った。
次回までに、自主トレしようかな・・・

そういうワケで今回もアラが目立たないように小さめに披露しまーす。ははは・・・(^^;)


描き終わったら食べていいですよ〜、ってことで、終了時間ギリギリにパクつく(笑)
そしたら、先生が「忙しいダンナさんに差し上げて」と、余った鯛焼きと大福を下さった。
そしたら、一緒に習ってる方が「車で通るから」と、帰りに中華街近くまで乗せて下さったので、残業中のダンナにその鯛焼きと大福を届けた。
そしたら、珍しくダンナが「一緒に帰ろうかな」というではありませんかっ!!
こっ、これは「めで鯛」と「大きな福」と、縁起がいいものふたつが起こした奇跡かも!!
先生、ありがとうございましたっっっ・・・(T▽T)



今回、塩崎先生に許可を頂いて、リンクさせていただきました。
先生の描かれた美しい作品がたくさん出てますので、よかったらぜひご覧になって下さい!
どれもほんとすてきなんだけど、僭越ながら私のお気に入りは、2008年の「めじろ押し」です。も、すっごくカワイイんだよ〜!!






□生麦事件□

 文久二年(1862年)8月21日午後2時
 江戸から薩摩に帰国しようとしていた島津久光の大名行列と、横浜から川崎大師へ観光へ出かけようとしていた四人のイギリス人が、生麦村の路上で遭遇した。
 不運にも、先頭にいたイギリス人ふたりの乗っていた馬が行列を乱す形になり、籠を警護していた武士たちによってイギリス人たちは無礼打ちにされ、三人は怪我をしながらもなんとか逃げたのびたが、ひとりは傷が深く、生麦村でそのまま落馬し、「武士の情け」で、とどめを刺され、命を落としてしまう。
 その事件が元で、後に薩英戦争が起こり、圧倒的な武力の差を見せつけられた薩摩は「攘夷鎖国」の無力さを思い知り、同じような体験をした長州と手を結んで倒幕、明治維新への革命を成し遂げる。

 
昨年の大河ドラマ「篤姫」は、久しぶりに夢中になって観ていたワタクシ。
日本史は大好きだけど、江戸から明治への転換期にイマイチ興味を持てなかったのね。
だから、歴史で習った「生麦事件」の事件現場が、京急の生麦駅の近くって知ってはいたけど、わざわざ観に行ったりするところまではいかなかった。

でも、あのドラマを見てるうちに、だんだんあの時代が気になってきて、その舞台のひとつでもあった地元横浜が開港150周年!ってこともあり、自分の中では幕末祭り絶賛開催中!に、なってたの。
なので、生麦事件もやたら身近に感じ、調べてみたら生麦に私設で参考館を作った方がいらっしゃるというので「これは行かずばなるまい!」と思っていた。

歴史好き、時代劇好き仲間でもある友人を誘って、「近いうち生麦事件参考館&キリンビール工場見学ツアーをしようね!」と言いつつも、お互い忙しくてなかなか行けずにいたんだけど、久しぶりに会った彼女から「ちーさん、これ私は行けないんですけどどうですか?」と、この生麦事件の講演会のチラシをもらったのだった・・・って前置きが長いね。

で。今回の講師は、その私設参考館を作った方なのでした!

地元の酒屋に生まれ、嫌々ながら継いだ(ご本人談)ながらも「いつか酒の資料館を作りたい」と、酒類に関することを調べたり集めたりしつつ、働いていらしたある日。
鹿児島から、生麦事件の碑を見にきたというお客さんが店に寄り、いろいろおしゃべりをしたそうな。
そして後日、地元に戻ったその方から、「日本が近代国家になるきっかけとなった事件があったところなのに、資料館のようなものがないのはとても残念だ」という長いお手紙が届く。

どうやらその出来事が、淺海さんの研究心に火を付けてしまったらしい。
もともと酒の資料館を作りたいなんて思ってしまうくらいのひとだから、それ以来、仕事の傍ら事件に関する資料や文献を、国内外から集め始め、18年めにしてとうとう「生麦事件参考館」と「神田屋酒の記念館」を設立してしまったそうだ。

このお方がまた、お話の仕方がとっても上手で、ときどき笑いを織り交ぜながらすごく分かりやすく説明してくださるの!時々、お年を召した方にありがちな、同じフレーズが繰り返しちゃうのはご愛嬌かな(笑)本で読んだ生麦事件のモノクロームなイメージが、お話を聞いているうちにどんどん鮮やかになってきて、実際に事件を目の当たりにしたひとから聞いてるみたいな、そんな気さえして、抜刀お手打ちの場面では、ちょっと怖くなってしまったくらい(^^;)
本には出てこない、細かなこととかをたくさん教えていただけて、とっても面白かった!

講演を聞きにいらしてた方々は、圧倒的に中高年のオジサマばかり。150人以上はいらしてたよ。「この後、お時間のある方は参考館へどうぞ」と言われたけれど、混雑が目に見えていたので、参考館めぐりは次回のお楽しみに取っておくことにした。

・・・・というのも。



その後、こんなお楽しみがあったからデス(笑)

 


この講演会、産能大学主催で、会場はキリンビール工場のレセプションホールだったの。
申し込みするのがもう少し早ければ、工場見学も付いていたのよ!ううむ、残念!
でも、考えてみたら、終わったとき、すでに喉はカラカラ!もう、すぐでもビール飲みたい!って感じだったから、かえって良かったのかもしれない(笑)
今回無理に誘ってご一緒してもらったさみぃさんを連れて、先日にっきせんせいとさばさんと行ったスプリングバレーに直行しちゃった♪

こないだ食べたら脂が乗っておいしかったサバの薫製!
キャベツの酢漬け、豚肉や豆がいっぱい入ったカスレもおいしかったあ。
それにできたてビールで乾杯する至福・・・・・

このとき、さみぃさんと話したのは、ニンゲンやっぱりなにか夢中になれるものが必要だということ。
あの講師の方みたいに、ライフワークがあると、年を取ってもあんなに生き生きとしてらっしゃるのよね、って。

ライフワーク=一生の仕事っていうひともいる。
でも会社勤めだったりすると、転勤になったり定年になったり、今の時代、イヤな話、希望せずとも退職せざるを得ない場合もある。
私は子供を育てるのが生き甲斐なの、とか、カレシ命!っていう、自分のことを犠牲にして、恋人や家族の世話にすべての情熱を注ぐひともいる。
でも、それが後々お互いの成長を妨げ、要らぬ亀裂を作ってしまったりすることもある。
ひとりでいる寂しさを埋めるために、いつも一緒に過ごすのが友人なのよ!と、気が乗らなくても誘われたら断れないひともいる。無理につき合う友人関係なんて、結局いずれは壊れてしまうのに。

だから。
仕事や、友人、家族・恋人と一緒にいることの幸せとはまた別に、ずーっと続けていける自分だけの楽しみを持っていたい。
自分で自分を支えられる、キモチの余裕を持ちたい。
自分を支えられないひとは、ひとをも支えることなんてできないからね。

みんなそれぞれ生きていくのに忙しい日々ではあるけれど。
それでも。


そんなふうに、真面目な講演を聞いたあとのビールは、珍しくマジメな話をしながら頂きましたが、かなりウマかったです☆



・・・さて、私のライフワークを実現できる場所は、何処・・・?







うちの近くにも、実は「猫カフェ」みたいな場所がある。
そう、画像を見れば一目瞭然だろうけど、それは三渓園なのデス。

まず入り口付近が一番多くて、いつも3〜4匹は必ず座ってたり、寝そべっていたりする。
これがお客様をお迎えしてるかのようで、猫好きさんには堪らないのよね。
きっと、受付のひとにエサをもらったり(これは推測)、唯一飲食可の藤棚のベンチでお弁当を食べたりするお客様にお裾分けをもらったり(これは見たことある)するからかもしれない。

園内にも、自由に散策するにゃーたちがいて、たまに触らせてくれる子もいる。
でも基本的に野良猫に近いから、ほとんどは逃げちゃうけどね。
さすがに先日の「猫カフェ」みたいには行かないので、ちょっとさみしい。



動物は、基本エサをくれるひとには近づいてくるわけだけど、一番スゴいのは、やっぱり鯉かな。

池の、橋の上からボーッと眺めてるだけで、奴らは音もなくすすーっっと近づいてきていて、ふと視線を下に落とすと、いつのまにかワラワラと私の真下に集っていてビックリする。
そんなとき、ついうろたえて「ご、ゴメン、何にも持ってないんだよ」と、手のひらを見せたりすると、奴らにそんなイイワケは通じるはずもなく、エサ撒いた!?撒いたべ!?と、必死になって食べようとやたらめったらガボガボブジュブジュと大変なことになる。

上の画像は、どっかのおじちゃんがエサを撒いてくれているのを撮ったんだけど、ものっそい量の鯉と一緒に、カメたちも、鳥たちも集ってきちゃうので、なかなか壮観だよ。
ちっちゃい子が、最初は「おしゃかな〜♪」と、ゴキゲンでエサをあげていたんだけど、あまりの集り具合に、空恐ろしくなってしまったのか、泣いちゃったりすることもある(笑)



寒くなったら渡り鳥もたくさんやってくる。
この子は「キンクロハジロ」
目の回りが「金」、身体が「黒」、羽が「白」と、非常に覚えやすいというか、単純な名前を付けられたワケですが、メスは全身茶色なんだよね・・・。
寝癖みたいに、びょーんとなったアタマの羽が、なんかカワイイ。



三渓記念館で、お薄を頂いてるときに、屋根の上にとまっているアオサギ発見!
カメラをかまえて何枚か撮ってたら、ふいにこんな格好を!!
しかも片足のままで数十秒経過。

あの・・・・何してるんすか??




植物たちも負けてはいない。

菊たちもキレイだったけれど、足もとを見ると、あちこちに芽吹きだしたイノチがいっぱい。
これは・・・水仙かな。

寒いけど、みんながんばってるね。
私も風邪ひかないようにがんばるぞ〜!






先月末はちょっとバタバタしていて、すっかりアップし損ねてた10月の焼き菓子倶楽部

この焼き菓子倶楽部には、お楽しみが三つある。
ひとつめは包装紙。季節やケーキのイメージで決めてらっしゃるんだろうけど、今回は花火みたいな柄!華やか!
リボンも毎回違ってかわいいので、子供の頃みたいに、クッキーの空き缶にリボンと包装紙をまとめて取っておくというのをまたやってます(笑)

2番目は、せんせいが書かれた短編小説(せんせいいわく「食玩小説」)。
一話完結のオムニバス形式で、ブログにもちらりほらりと出てくる、山田本部長や山さん、山ちゃん、タコ社長、などなど、にっきせんせいの分身であるキャラクターが、それはそれは生き生きと描かれてるの!小説とか大好きな私には、それがほんっと面白くて毎回楽しみで・・・次は誰が主人公で、どんな話かな〜って。いよいよ最終回?楽しみだけどさみしいなあ(T^T)



そしてもちろん、最後のお楽しみというか、本命はケーキですよ!
今回は、タルト・ポティロンというかわいい名前のカボチャ入りケーキでっす。
カボチャベースでナッツ入りの生地、そこにさらにアーモンドクリーム、ラム酒、漬け込みフルーツ、アーモンドなどが入った贅沢なもので、ただカボチャクリームを流して焼いたっていうアメリカンなタルトとは一線を画しておりまする。
きちんと仕事を施したお菓子、そう、お寿司で言えば「江戸前」な感じだよね!
・・・やっぱりせんせいは職人さんなんだなあ、とつくづく思ふ。



今朝、せんせいのブログを見たら、ちょうど焼き菓子倶楽部のことを書かれていて、そこに姪っ子ちゃんの撮られた画像が載ってたんだけど、なんと、ケーキの近くにムーミンのカップが!!
わー、ムーミンお好きなんだ〜!お揃いお揃い!なんてちょっと嬉しくなったり。
ま、私のはHACの景品なんですがf(^▽^;)

次回は、栗の渋皮煮入りのビエノワ!
ちょうどダンナ母の1周忌なので、お供えできるように今回は後半組にお願いした。
甘いもの好きではなかったけど、美味しいケーキだけはしっかり食べた彼女もきっと喜んでくれるハズ☆


というわけで、焼き菓子倶楽部の再開を、強く強く希望する所存でございます!!



明けましておめでとうございます。
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今年はどんな年になるかな。
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日ノ出町「よんふくcafe」のヘタレ店主。
いつもありがとうございます!
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